報道によると、セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は今年1月に退団した日本代表FW古橋亨梧の後釜としてストライカーの獲得を望んでおり、ナポリから4度のレンタル移籍を経験しているU-21イタリア代表FWジュゼッペ・アンブロジーノとともに、山田の獲得を狙っているという。
すでに関心が寄せられていることが明らかになっていたなか、セルティックは150万ポンド(約2億9930万円)の移籍金で山田の獲得に近づいている模様で、今週中にも契約がまとまる可能性があると伝えられている。
2000年5月30日生まれで現在25歳の山田は川崎FのU-15や同U-18、桐蔭横浜大学を経て2023年に川崎Fのトップチームに加入。2024シーズンはリーグ戦全38試合出場で19ゴールを挙げ、得点ランキングで3位タイに名を連ねる活躍を見せたものの、今シーズンはここまでリーグ戦20試合出場で2ゴールを記録するにとどまっている。
それでも、準優勝に終わったAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でもチームに貢献を果たしたほか、現在開催されている東アジアE-1サッカー選手権2025で日本代表に初招集され、初戦のホンコン・チャイナ代表戦(○6-1)では後半開始から途中出場して代表デビューも果たしている。
なお、セルティックには日本代表FW前田大然、さらにはかつて川崎Fに在籍していた日本代表MF旗手怜央が所属し、今月4日にはアルビレックス新潟からDF稲村隼翔が加入したことも発表されているが、果たして山田も加わることになるのだろうか。