レアル・マドリードは14日、ベンフィカからスペイン人DFアルバロ・カレーラス(22)を完全移籍で獲得したことを発表。契約期間は2031年までの6年間となっており、スペイン紙『アス』は移籍金5000万ユーロ(約86億円)を割払いで支払う見込みと報じている。


 2020年までレアル・マドリードの下部組織でプレーしていたカレーラスは、古巣への帰還を受けて、15日の午後1時から記者会見に出席する予定だという。

 カレーラスは14歳だった2017年夏、デポルティーボのカンテラからレアル・マドリードへ移籍。しかしトップチームデビューを飾ることはなく2020年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ。その後はレンタル移籍を繰り返したが、2024年1月に加入したベンフィカで頭角を現し、同年夏に完全移籍へと移行した。2024-25シーズンはリーグ戦32試合3得点という成績を残し、チームの主軸として活躍。そのパフォーマンスが認められ、ステップアップを果たした。

 なお、レアル・マドリードは今夏の移籍市場でボーンマスからスペイン代表DFディーン・ハウセン、リヴァプールからイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルド、リーベル・プレートからアルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノを獲得。カレーラスは今夏4人目の新戦力となった。
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