ミランは13日、ジェノアからベルギー代表DFコニ・デ・ヴィンターを完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「5」を着用する。


 発表によると、ミランはデ・ヴィンターと2030年6月30日までとなる5年契約を締結。移籍金は明らかになっていないが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、1800万ユーロ(約31億円)に200万ユーロ(約3億4300万円)の追加オプションが付随する契約で合意したという。なお、古巣ユヴェントスが移籍金の20~25パーセントを受け取ることにもなるようだ。

 現在23歳のデ・ヴィンターはユヴェントスの下部組織出身で、2021年11月にトップチームデビューを果たしたが、通算2試合の出場に終わり、エンポリへのレンタル移籍後の2023年8月にはジェノアにレンタル移籍で加入し、2024年7月に完全移籍となった。2024-25シーズンはセリエAでは25試合出場で3アシストを記録した。また、2024年3月にはベルギー代表デビューも果たしており、通算4試合に出場している。

 ミランでは12日にドイツ代表DFマリック・チャウをニューカッスルに総額4000万ユーロ(約69億円)と見られる移籍金で売却しており、その移籍金を利用してデ・ヴィンターが加入したほか、総額1000万ユーロ(約17億円)に10パーセントの売却条項が付随した移籍金でヤング・ボーイズに所属するU-21スイス代表DFザカリー・アテカメの獲得にも迫っていることが報じられている。
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