慢性的な財政難の影響で近年はサラリーキャップの問題を抱えるバルセロナは、今シーズンも例に漏れず17名の登録に終わっている状況。今夏獲得したFWマーカス・ラッシュフォードやGKジョアン・ガルシアなど4選手が未登録となっている中、700万ユーロ(約12億円)の保証金を支払うことで問題解決を図ろうとしているという。
そんな中、さらに苦しい状況に立っているのが昇格組のレバンテ。スペインメディア『マルカ』によれば、開幕戦まで72時間を切った中で登録されているのは、DFアドリアン・デ・ラ・フエンテ、DFホルヘ・カベージョ、MFパブロ・マルティネス、MFカルロス・アルバレス、MFセルヒオ・ロサーノ、FWイバン・ロメロの6名とのこと。GKは1人も選手登録されていない状況だという。
当然ながら、ラ・リーガの規定により、この人数では試合開催は不可。ただ、クラブは楽観的だとのことで「現在リーグの書類を更新中だ。問題はなく、チーム全員が土曜日(16日)の試合に向けて、今週残りの期間に登録される予定だ」と主張しているという。
書類の問題だけで済めば良いが、問題が発生した場合には何が起こるのかは不明。また、同じく昇格組のエルチェは、ラ・リーガの公式サイト上ではGKが不在。残りの時間でしっかりとメンバー登録が間に合うのか注目が集まる。