レヴァークーゼンは14日、ドイツ代表MFロベルト・アンドリッヒを新キャプテンに任命したことを発表した。

 レヴァークーゼンは今夏、変革の時期を過ごしており、シャビ・アロンソ前監督がレアル・マドリードへ旅たち、新たにエリック・テン・ハフ監督を新指揮官として招聘した。
さらに2023-24シーズンのブンデスリーガ無敗優勝を知る主力メンバーが相次いで退団。フィンランド代表GKルーカス・フラデツキー、ドイツ代表DFヨナタン・ター、オランダ代表DFジェレミー・フリンポン、スイス代表MFグラニト・ジャカ、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツらがクラブを去り、若手中心の補強を進めている。

 昨シーズンまでキャプテンを務めたフラデツキーがモナコへ移籍したことで、主将の座は空席に。プレシーズンで腕章を巻いていたアンドリッヒが、正式にキャプテンへ就任した。そしてアンドリッヒは「とても名誉なことで、うれしい。監督とコーチングスタッフからの信頼を感じる。おととい監督から直接伝えられ、昨日チームに知らせてもらった」と喜びを語った。

 テン・ハフ監督も「自然な流れだった。彼はプレシーズンを通じて生まれながらのリーダーだった。他にもリーダーはいたが、常にチームを先導していた」と任命理由を説明している。

 1994年9月22日生まれのアンドリッヒは現在30歳。ヘルタ・ベルリンの下部組織出身だがトップチームでの出場はなく、ハイデンハイムやウニオン・ベルリンなどを経て、2021年8月にレヴァークーゼンへ加入。
高いボール奪取能力を武器に、ここまで公式戦153試合に出場している。
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