プレミアリーグのフルアムが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドに関心を寄せているようだ。14日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。


 現在22歳のホイルンドは、2020年に母国デンマークのコペンハーゲンでプロデビュー。オーストリアのシュトゥルム・グラーツでのプレーを経て、2022年8月にアタランタへと完全移籍で加わった。イタリアの地では在籍した1シーズンで公式戦34試合出場10ゴール2アシストを記録。2023年8月にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍金8500万ユーロ(約146億円)で加入した。しかし、昨シーズンのリーグ戦ではわずか4ゴールと苦戦し、今夏の放出候補として名前が挙げられている。

 マンチェスター・ユナイテッドとの現行契約を2028年6月まで残すホイルンド。契約には1年の延長オプションも付帯する同選手だが、今夏の移籍市場ではミランなど複数クラブからの関心が噂されている。また、今月9日にマンチェスター・ユナイテッドはライプツィヒからスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコを完全移籍で獲得。総額約8500万ユーロ(約146億円)もの移籍金を補填するため、出場機会の減少が危惧されるホイルンドの売却に動くと見込まれている。

 そうしたなか、フルアムがホイルンドに関心を寄せている模様。所属するブラジル人FWロドリゴ・ムニスがアタランタからのオファーを受けているため、フルアムはホイルンドの獲得を検討しているという。一方、依然としてミランもマンチェスター・ユナイテッドと交渉中である様子。
ホイルンド本人は“赤い悪魔”への残留を希望しているとされるが、今夏の移籍は実現するのだろうか。
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