アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。17日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。


 プレミアリーグ開幕節が行われ、アーセナルは敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。試合は序盤からマンチェスター・ユナイテッドが攻勢を強めるが、13分にコーナーキックの流れからリッカルド・カラフィオーリがネットを揺らし、アーセナルが先制に成功する。以降もホームチームが主導権を握ったものの、アーセナルが最後まで攻撃をシャットアウト。1-0で強豪対決を制し、リーグ戦白星スタートを飾った。

 インタビューに応じたアルテタ監督は、「大きな勝利だ。『オールド・トラッフォード』での初戦を、あの雰囲気のなか新加入選手もいて勢いづいた相手に勝てたのは最高の気分だ」と喜びを口に。続けて「ただ、そのやり方については謙虚でなければならない。その勝利を手にできたのは、ミスへの反応の仕方によるものだ。私たちらしくない不運なミスが2つあったが、そのたびにチームは立ち直った。それが再び勝利のチャンスをもたらした」と勝因を分析している。

 また、決勝点の起点となったセットプレーについては、「変化を加えた。相手に予測されないようにすることが大事だし、試合は互いのボックスで決まる」とコメント。
自身の見解を述べながら手応えを明かした。

 一方、「選手たちの表情を見れば、もっと上を目指しているのが伝わるし、我々はまだまだ良くなれることを知っている」と主張。「私が来る前は『オールド・トラッフォード』で18年か22年も勝てなかったと聞いている。しかし、今は何度も勝てている。それでも満足していない」とさらなる向上を誓っている。
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