過去20回のトップリーグ制覇を誇るマンチェスター・ユナイテッドと、13回の優勝を成し遂げてきたアーセナルによる、注目のプレミアリーグ開幕戦。スコアが動いたのは13分で、イングランド代表MFデクラン・ライスの蹴った左コーナーキックをカラフィオーリが押し込む。幸先良くアーセナルが先手を取ったが、以降はホームチームのマンチェスター・ユナイテッドが主導権を握る。それでも、アーセナル守備陣がシャットアウトを成し遂げ、1-0で開幕戦を制した。
決勝ゴールを奪ったカラフィオーリは「いつも通りのことだが、セットプレーの練習には多くの時間を費やしてきた。その成果を今日の試合で見せることができて、喜ばしく思う」とコメント。一方で、「前に進み続けるためには、可能な限りの改善をして、継続していく必要がある」とも口にし、優勝争いに加わっていくため、レベルアップを誓った。
「高いレベルで競争力を見せていくためには、すべてのポジションに入る選手が良いプレーをしなければならない。僕だけでなく、チームメイトのみんなも、その心構えで準備している。だが、毎試合、最高のパフォーマンスを見せ続けることは難しい。それが今日の教訓だ」
また、チームとして高い完成度を目指し、進化を続けるため、カラフィオーリは「このチーム内に宿る自信が、チームレベルを向上させていく」と語る。「もちろん、僕個人としては、できる限り多くの試合でプレーしたい。
開幕戦を勝利で飾ったアーセナルは、23日に控えたプレミアリーグ第2節で、日本代表MF田中碧を擁するリーズをホームに迎える。
【ハイライト動画】アーセナル、カラフィオーリ弾でユナイテッド撃破