プレミアリーグのボーンマスは18日、リヴァプールからスコットランド代表FWベン・ドークを完全移籍で獲得したことを発表した。

 現在19歳のベン・ドークはセルティックの下部組織出身で、2022年1月にトップチームデビュー。
2カ月後にはリヴァプールへと完全移籍し、同年12月にスコットランド人選手として最年少の17歳でプレミアリーグデビューを飾った。ひざの手術によって2023-24シーズンの後半を欠場したものの、昨シーズンはレンタル先のミドルズブラで公式戦24試合出場3ゴール7アシストを記録。チャンピオンシップの舞台で結果を残し、今夏の移籍市場では複数クラブからの関心が噂されていた。

 そんななか、ボーンマスがベン・ドークの獲得を正式発表。契約期間は5年間となっており、新天地での背番号は11番に決定した。また、イギリスメディア『スカイ』は移籍金を2500万ポンド(約50億円)と報道。リヴァプールからレヴァークーゼンに加入したイングランド代表DFジャレル・クアンサーと同様、ベン・ドークの契約にも買い戻しオプションが付帯しているという。

 ボーンマスへの完全移籍が決まったベン・ドークは、クラブ公式サイトで以下の通りコメントしている。

「ここに来られて本当にワクワクしている。僕にとって今が正しいタイミングだと感じているし、最高レベルでコンスタントにプレーできる素晴らしいチャンスだ。まさにぴったりのチームだと感じている。このチームはとても魅力的なフットボールをする。
スピードがあって、自分のプレースタイルに本当に合っている。だから、ここでプレーするチャンスを断るなんて考えられなかった」
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