バイエルンに所属する日本代表DF伊藤洋輝が、復帰へ向けて着実に歩を進めているようだ。

 現在26歳の伊藤は、2024年夏にシュトゥットガルトからバイエルンへ完全移籍。
しかし加入直後の7月に行われたプレシーズンマッチで右足の中足骨を骨折し、翌年2月まで長期離脱を余儀なくされた。その後公式戦デビューを果たしたものの、3月29日に行われたブンデスリーガ第27節・ザンクト・パウリ戦で再び同箇所を負傷。再び戦列を離れていた。

 7月中旬にはランニングを開始し、復帰時期は10月頃と見込まれていた伊藤。現在は同じく負傷離脱中のカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスとともに順調にリハビリを続けているようだ。バイエルンの公式Xは伊藤とA・デイヴィスのトレーニング中の写真を公開し、「A・デイヴィスはボールを使ったトレーニングを行い、伊藤は個別のランニングセッションを実施した」と投稿。両者ともに復帰への準備を進めている。

 当初は伊藤が10月復帰、デイヴィスが11月復帰と予想されていたが、最新の状況を見るとA・デイヴィスが先にピッチへ戻る可能性もありそうだ。なお、今シーズンのバイエルンは、開幕節でライプツィヒに6-0で圧勝。その後のDFBポカール1回戦と第2節アウクスブルク戦は、危なげながらも勝利を収め、公式戦3連勝スタートを切っている。


【画像】伊藤がランニングセッションを実施



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