アストン・ヴィラは9月1日、マンチェスター・ユナイテッドからスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフが完全移籍加入することを発表した。

 リンデロフは今年6月9日、2024-25シーズン限りでのマンチェスター・ユナイテッド退団が発表されており、移籍金の発生しないフリートランスファーでアストン・ヴィラへ加入する。
契約年数等の詳細は明かされていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、2027年6月までの2年契約で、1年間の契約延長オプションも付帯しているという。

 リンデロフは1994年7月17日生まれの現在30歳。母国のヴェステロース、ベンフィカと渡り歩き、2017年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍加入した。8年間にわたって最終ラインを支え続け、公式戦通算284試合出場4ゴール7アシストを記録。昨季はケガに悩まされながらも、公式戦25試合のピッチに立っていたが、同シーズンをもって契約満了となっていた。

 今夏の移籍市場において、アストン・ヴィラはカスムパシャからU-21トルコ代表DFヤシン・オズジャンを完全移籍で獲得したが、同選手は今季をアストン・ヴィラで戦わず、アンデルレヒトへレンタル移籍。純粋な意味での新戦力は、ニースから完全移籍加入したコートジボワール代表FWエヴァン・ゲサンのみとなっていたが、“デッドラインデー”に、プレミアリーグでの経験が豊富なセンターバックが、ウナイ・エメリ監督率いるチームに加わることとなった。


【画像】ヴィラのユニフォームに袖を通したリンデロフ



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