アストン・ヴィラは9月1日、リヴァプールのU-21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットを買い取り義務オプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

 イギリスメディア『ジ・アスレティック』のデイヴィッド・オーンスタイン記者によると、2025-26シーズンはレンタル移籍でアストン・ヴィラに加入し、今季終了後に、3500万ポンド(約69億円)の買い取り義務が発生する契約になるという。


 現在22歳のエリオットは、2019年夏にフルアムからリヴァプールへ完全移籍。ユルゲン・クロップ前監督の下では得意の左足を武器に存在感を示していたが、昨季から指揮を執るアルネ・スロット監督体制下では序列が低下。さらに今夏はドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの加入も決まり、退団の可能性が取り沙汰されていた。

 一時はブンデスリーガのライプツィヒと個人合意に達したと報じられていたが、最終的にプレミアリーグのアストン・ヴィラが同選手を獲得。アストン・ヴィラは当初ウェストハム所属のブラジル代表MFルーカス・パケタの獲得を目指していたものの、パケタが残留を決断したため、エリオットにターゲットを切り替えたと見られている。


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