バイエルンは9月1日、チェルシーに所属するセネガル代表FWニコラス・ジャクソンをレンタル移籍で獲得したことを発表した。

 ドイツ『スカイ』によると、今季のレンタル料は1420万ポンド(約28億円)で、一定の出場試合数を満たした場合には5625万ポンド(約113億円)の買い取り義務が発生するという。
また、バイエルンは同選手が11番を着用することを発表している。

 今夏のチェルシー退団が濃厚とされていたN・ジャクソンに対しては同じプレミアリーグのアストン・ヴィラやニューカッスルが関心を示していたが、移籍市場の閉幕が迫るなか、バイエルン移籍の可能性が浮上。チェルシーのU-21イングランド代表FWリアム・デラップが負傷したことを受けて、一時は交渉がストップする事態にも陥ったが、移籍市場最終日に再び進展を見せ、バイエルン行きが正式決定した。

 現在24歳のN・ジャクソンは、2023年夏にビジャレアルからチェルシーに完全移籍で加入。ここまで公式戦81試合に出場し、30ゴール12アシストを記録している。

 バイエルンへの加入が決まったN・ジャクソンは、クラブ公式サイトで以下の通り意気込みを語った。

「この素晴らしいクラブの一員になれて本当に嬉しい。バイエルンは世界最高のクラブの一つだ。ここでプレーしたレジェンドの名前は誰もが知っており、このクラブが最高の成功を象徴していることも知っている。僕はここで大きな目標と夢を抱いており、バイエルンがさらなるタイトルを獲得できるよう全力を尽くしたい」
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