ブラジル・サンパウロ州の検察当局は29日、パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールの‪婦女暴行疑惑に関する警察の捜査が打ち切られることを発表した。同日、イギリスメディア『BBC』などが報じた。


 ネイマールについては、5月にパリ市内のホテルでブラジル人女性に対して暴行を働いたとして警察の捜査を受けていた。被害者を名乗る女性が“証拠”を提出した一方で、ネイマール本人はSNS等を通じて潔白を主張し続けている。

 そして、ブラジルの警察当局は「証拠が不十分である」として捜査を打ち切り、最終的な判断を司法に委ねることにしたようだ。検察は30日から事件を引き継ぎ、15日間に渡って検討を行う模様。最終的な判断は裁判官によって行われる予定だ。