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30周年を迎えた東京ゲームショウ

330万円チケットも話題!30周年の「東京ゲームショウ202...の画像はこちら >>
「東京ゲームショウ2026」の開幕まで、あと1ヶ月。今年の東京ゲームショウは、9月17日(木)から21日(月・祝)まで幕張メッセで開催されます。30周年を迎える今回は史上初めて会期が5日間に拡大され、9月17日と18日がビジネスデイ、19日から21日までの3日間が一般公開日となります。


 かつては米国の「E3(Electronic Entertainment Expo)」、ドイツの「gamescom」、日本の「東京ゲームショウ」が「世界三大ゲームショウ」と言われてきましたが、E3は2023年12月に正式に終了しています。今回は、世界の大規模なゲームショウの現在と開幕が迫る東京ゲームショウの見どころなどをチェックしていきましょう!

E3を継いだ6月上旬のオンラインイベント

●「Summer Game Fest」

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ライブ配信が中心の「Summer Game Fest」公式サイト
 2023年に終了したE3の後継的なイベントとして台頭したのが「Summer Game Fest」。カナダのゲームジャーナリスト、ジェフ・キーリー氏が主導するライブ配信を軸とするイベントで、2020年から始まり、最近は6月上旬の恒例行事となっています。

 今年の「Summer Game Fest 2026」は6月5日にロサンゼルスのドルビー・シアターから配信されました。ジェフ・キーリー氏自身の投稿によると、2026年の世界累計ライブストリーム数は6200万回で前年比23%増。同時視聴者数のピークは670万に達し、いずれも過去最高となっています。『バイオハザード コード:ベロニカ』のフルリメイク『バイオハザード RE:ベロニカ』の発表や、『ファイナルファンタジーVII リベレーション』の発売時期(2027年春)公開などが注目を集めました。

拡大を続ける中国最大級のゲームショウ

●ChinaJoy(中国)

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「ChinaJoy」と連動したSTEAMの特設サイト
 アジア最大級のゲームイベントとして拡大を続けるのが、中国で夏に開催される「ChinaJoy」。第23回となる「ChinaJoy 2026」は、7月31日から8月3日まで上海新国際博覧センターで開催されました。2026年のテーマは「与AI同游(AIと遊ぶ)」。英語では「Level up with AI」と銘打たれ、AIがゲーム界をも席巻する現状が見て取れます。

 PlayStation、テンセント、ネットイースといったゲームメーカーのブースや、スマートグラスなど多彩なガジェットが展示されたブースなどゲームショウらしさもありつつ、ヒューマノイドやカメラ、プラモ、中国EV最大手のBYDのブースもあり、デジタルとエンターテイメントが一体となったエネルギーを感じます。

 展示面積は約14万平方メートル、約900社が出展し、4日間の累計来場者数は前年比6.97%増の43万8900人と過去最高を記録。今後、ますます存在感を増しそうです。


世界最大のゲームショウ「gamescom」

●gamescom(ドイツ)

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自他ともに認める世界最大のゲームイベント「gamescom」公式サイト
 毎年8月下旬に行われる、世界最大のゲームショウ「gamescom」。東京ゲームショウに先行し、年末年始発売の新作が世界初試遊で出展されることの多いイベントです。今年の「gamescom 2026」は、8月26日(水)から30日(日)までドイツ・ケルンで開催されます。

 主催者発表によると、2026年のgamescomは利用可能な展示スペース(約23万3000平方メートル)が史上初めて完売したとのこと。ドイツ大統領が初来場して講演するという発表もありました。

 日本のメーカーは任天堂、カプコン、KONAMI、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコなど、おなじみの顔ぶれが出展予定。セガの『龍が如く』を手がけるRGGスタジオによる完全新作『STRANGER THAN HEAVEN』(2027年1月15日発売予定)や、KONAMIの『悪魔城ドラキュラ』シリーズの最新作『Castlevania: Belmont’s Curse』(2026年10月15日発売予定)の世界初一般試遊も予告されています。

4日間→5日間に拡大した今年の東京ゲームショウ

●東京ゲームショウ(日本)

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「東京ゲームショウ」30周年を記念した純金メダル付き限定チケット
 今年の東京ゲームショウは、「史上最長、遊びづくしの5DAYS」をテーマに、従来の4日間から5日間へと開催日数が拡大されています。ソニック、ロックマンら人気キャラを刻印した純金メダル付きの「30周年アニバーサリーチケット」(税込330万円)もSNSで話題となりました。

 7月8日時点の公式発表では、出展社数759社、出展小間数3946、想定来場者数30万人。幕張メッセ1~11ホールと国際会議場(合計展示面積約7万5000平方メートル)に加え、今年は隣接するTKP東京ベイ幕張ホールも使用予定となっています。昨年の実績を上回る、世界51の国と地域からの出展が決定し、一層国際色豊かに。

 初出展ブースで目を引くのは、アバター姿でチャットできるソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」。
また、『ポケットモンスター』開発のゲームフリークも、Xに「初となるブース出展が決定しました」とポストしています。変わり種では、学校給食調理施設メーカーの中西製作所が、ゲーム『給食マスター!』やARゲームで初出展するとのこと。

 gamescomに少し先を越される形になりますが、現時点で発表されている試遊可能タイトルは、セガ『STRANGER THAN HEAVEN』、KONAMI『Castlevania: Belmont’s Curse』など。そのほか、『ファイナルファンタジー レゾナンス』(10月22日発売)、『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』(12月3日発売)などの試遊展示も期待されています。

 試遊があるかは微妙なラインですが、『モンスターハンターワイルズ』の大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』(2027年)や、『FFVII リベレーション』(2027年春)の新情報も楽しみです。

 コロナ禍で一時イベント自体の開催も危ぶまれましたが、それを経て拡大傾向にある世界のゲームショウ。ゲーム好きが集まる祭典として貴重な場となっています。<文/卯月 鮎>

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【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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