女優の石田ゆり子(56)が16日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜・午後10時)に出演。女優人生の恩師について明かす一幕があった。

 この日「恩師といえば、私は緒形拳さん」と2008年に71歳で亡くなった名優の名前を口にした石田。

 19歳の時のデビュー作であるNHKドラマ「海の群星(むりぶし)」で緒形さんと共演。「当時、私は何も知らない素人で。様々なことを教えていただいて。『お前、何もできないんだな』って、まず言われて。『できないことはできないままでいてくれ』って。『変な芝居をおぼえないでくれ』ってすごく言われて」と緒形さんにかけられた言葉を回顧。

 「何もできない私をすごくかわいがってくださった。それが緒形拳さん」と続けた後、自身が緒形さんに贈ったライオンの置物を緒形さんが大事にしていたことが明かされると、目に大粒の涙を浮かべた。

 「本当の緒形さんはそういう方でしたね。緒形さんは絶対にウソを言わなかった。思ってもいないことを言わない。

言わないし、ウソは見抜かれた。だから、私はよく叱られましたよ。ボイトレに行けと言われたのも緒形さんですし、甘えたことを言った時に『俺を頼るなよ』と言われたこともあります」と涙ながらに語ると「結局、緒形さんにほめられたくて(女優を)やっていたところがあるので。いつも緒形さんのことを思い出すと、もう一回ちゃんとご一緒したかったなって。そう思います。一番最初に緒形さんとご一緒したことが、俳優を続けることができたというか。本当に幸せだったと思ってます。亡くなった時は…。今でも信じないというか。むしろ思い出の中にいてほしいという気持ちです」と、しみじみ話していた。

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