STARTO ENTERTAINMENTの次世代を担う、総勢41名のジュニアが集結。8月29日から31日の3日間、東京・Kanadevia Hallで開催された『ジュニア夏祭り 2026』は、平均年齢わずか14.3歳のメンバーたちがこの夏を締めくくる熱いステージを繰り広げた。
オープニングの瞬間。レッド、グレー、イエローの爽やかな衣装に身を包んだ15名が登場し、「Celebration!」(timelesz)を披露。ミラーボールがギラギラと輝く中、ノリノリのパーティーチューンにのせたラインステップが、一気に会場を盛り上げた。その後、三味線や番傘などの演出で和の世界観へ。少年隊の「日本よいとこ摩訶不思議」では、ド派手に彩られた衣装に扇子を手にしたジュニアたちが、お祭りムードを一気に引き上げた。
赤と金のきらびやかな衣装をまとい、平均年齢14.3歳とは思えない圧倒的な表現力で前半戦の幕を開けた
続くメドレーでは、「OH!サマーKING」(Mr. KING)、「BANG!BANG!バカンス」(SMAP)、「恋祭り」(NEWS)など先輩の夏の名曲をパフォーマンス。浴衣姿で客席を練り歩くジュニアたちは、手を振りながら全力のファンサを見せ、会場からは歓声が上がり続けた。そして、このコーナーのラストを飾ったのが、ジュニアの「Summer Paradise」。歴代ジュニアが夏に歌い継いできたこの一曲で、41名がステージに集結。フレッシュな歌声と弾ける笑顔で、真夏の幸せを全身で表現した。
浴衣姿の41名がステージに集結し、歴代ジュニアが歌い継いできた「Summer Paradise」を弾ける笑顔で届けた
MCでは「浴衣でMCをやるのが夢だった」と嬉しそうに語り、素の表情が垣間見える時間に。ライブ本番前のヘアセットから、夏休みの宿題まで現役学生の多いジュニアならではのトークを展開。
そんななか、善如寺來は「やってない課題があったの忘れてた……」と遠い目をする姿が会場のモニターに映し出されるとファンから笑いが起こった。
後半戦では「Secret Agent Man」や「夢のHollywood」(Travis Japan)で、スーツに身を包んだジュニアが大人びたダンスを披露。一転して「てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ ~だれのケツ~」(舞祭組)は動物に扮したジュニアらしい可愛らしい振りで会場を沸かせる。そして「WHIP THAT」(SixTONES)では、力強いビートに乗せたジュニアたちの迫力あるダンスが展開。ミラーボールがギラギラと輝く中、彼らの確かな実力が存分に発揮された。
赤いスーツのジュニアたちが迫力のフォーメーションで会場を飲み込んだ
最後の挨拶では、千井野空翔が赤いペンライトで染まった会場を見ながら、「まだメンバーカラーなどの決まった色がないなかで、『千井野は赤だよね』ってつけてくださって、そんなファン一人一人の声が本当に俺たちの力になっています。東京ジュニアとしていろんなお仕事で培ってきた思い出や、ファンのみんなと俺たちの空気感が、一つの輪になって、この輪がもっと広がればいいなと思います。僕たちが積み重ねてきた土台に、皆さんが立ってくれれば幸せだなと思うので、これからも俺たちの未来と俺たちのアイドルについてきてくれたらなと思います!」と呼びかけた。
続いて、阿達慶がステージに立って、「去年からジュニア公演に『Next Generation』『新星』というタイトルをつけていただいて、ここからの未来に期待してもらえているのかなという思いになっています。今はたくさんのアイドルの方がいらっしゃいますけど、僕たちはこの事務所の好きで、誇りで、この事務所でしかできないことがあります。先輩と比べたら『一人前です』とは胸を張って言えないんですけど、こうして皆さんの応援があって、ここに連れてきていただいていると思っています。ありがとうございます。
もっともっと幸せにします!」と力を込めた。
純白のスーツをまとったジュニアたちが両手を大きく広げ、中島健人提供曲で輝く未来へと力強く踏み出した
そんな彼らの背中を押すように、本編ラストを飾ったのが「アイドルになった日」。中島健人がジュニアのために作詞・作曲・振り付けを手がけたこの楽曲には、デビューを夢見ていた自身の経験とアイドルに対する揺るぎない美学が込められている。阿達が歌い出しを務め、41名のジュニアが輝く未来に向かって力強くパフォーマンスした。
先輩から託された歌を胸に、未来のスターへと歩みを続ける彼らから目が離せない。
取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧