◆東都大学野球春季リーグ戦第4週第1日▽東洋大3X―2日大(10日・ジャイアンツタウンスタジアム)

  3カードを終えて勝ち点なしで最下位の日大が、東洋大との初戦をサヨナラで落とした。

 2―2で迎えた9回裏。

4番手で登板した右サイド・石井真登投手(1年=樹徳)が、2死無走者から東洋大の1番・吉田元二塁手(4年=龍谷大平安)に左翼席へサヨナラ本塁打を浴びた。

 「総力戦で一生懸命に戦ったが、1点差の試合を勝ち切れないのには何かがある。野球は流れのスポーツなので、まず取れるアウトを取るということ。今後も自分たちが出来るプレーをするしかない」と片岡昭吾監督(47)。この試合で今季7敗目となり、うち4つが1点差負けとあって、その表情には苦悩がにじんでいた。

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