◆野球日本海リーグ3回戦 石川5―4富山(10日、高岡西部)
富山GRNサンダーバーズの右腕、瀧川優祐(24)が、持ち味のストレートを武器に好投した。4―5の8回から登板し、初球でいきなり自己最速の150キロをマーク。
愛知県出身で至学館高、至学館大を卒業後、23年に独立リーグ・富山に加入した。昨秋のドラフト前にはNPB1球団から調査書が届くが無念の指名漏れ。独立リーグでの挑戦は2年と決めていたが「ドラフト後は何も考えられない状況でした。でも、プロ入りは諦めきれなかった」と現役続行を決意。今冬は体作りや食事を基本から見直し、ウエートトレーニングで徹底強化した。デッドリフトの負荷は140キロから170キロに増やすなど、体全体の筋肉量は3キロもアップ。「去年の後半から調子が上がってきており、球速も精度も底上げ出来ました」と手応えをつかむ。
「自分のピッチングをしながら、成績にこだわりたい。