◆米大リーグ アスレチックス―ヤンキース(10日、米カリフォルニア州サクラメント=サターヘルスパーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が10日(日本時間11日)、敵地のアスレチックス戦で13、14号を連発し、大谷翔平(ドジャース)らと並んでいたメジャーホームランダービーで一気に抜け出した。

 最近2試合に8打数1安打で打率4割を切っていたジャッジのバットが火を噴いたのは4回だった。

左腕シアーズの初球の外角直球をフルスイングすると、打球速度106マイル(約170・6キロ)、角度36度と高く舞い上がり右中間スタンドに突き刺さった。飛距離399フィート(約121・6メートル)。6回には右腕スターナーのカウント1―2からの内角直球をたたくと今度は中堅バックスクリーンを直撃する132メートルの特大アーチ。今季からアスレチックスが使用しているマイナーのスタジアムに集まったファンは大歓声だ。

 この時点で再び打率も4割突破。シーズン57本塁打ペースとなり、夢の4割、50本に向けばく進中だ。

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