◆JERA セ・リーグ ヤクルト2―1巨人(11日・神宮)

 巨人はヤクルトに敗れ、首位・阪神とのゲーム差が1・5となった。今季2度目の先発となった堀田賢慎投手は最速152キロの直球と130キロ台のチェンジアップ、カットボールを軸に5回まで無失点。

しかし6回1死三塁から茂木に決勝2ランを被弾し、打線の援護なく今季初黒星を喫した。

 直近2試合は中継ぎ起用だった19年のドラ1右腕。5回1失点の4月27日・阪神戦(甲子園)以来となるスターターでゲームメイクし、杉内俊哉投手チーフコーチは「十分。期待以上のピッチングをしてくれました。次につながるんじゃないですか、賢慎は」と81球に合格点を与えた。

 6回途中からは石川、高梨、馬場が無失点。逆転を信じて踏ん張った。同コーチは「石川も、ナシも、馬場ちゃんも、よく頑張ってくれたのでね」と投手陣の頑張りを振り返った。

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