10日に巨人が5人の継投でヤクルトから16奪三振。9回試合で16奪三振は5度目の球団最多となった。

先発のグリフィンは2回までの6つのアウトを全て三振で奪うなど高い奪三振率を誇った。結果的にグリフィンが9、田中瑛が2、大勢が3、マルティネスが2奪三振(中川は0)。

 巨人の16奪三振は

▽67年6月7日 対大洋(川崎)

 金田 正一    9回16奪三振

▽94年8月13日 対阪神(東京D)

 桑田 真澄    9回16奪三振

▽00年4月5日 対中日(ナゴヤD)

 メ   イ    7回14奪三振

 木村 龍治    1回1奪三振

 河本 育之    1回1奪三振

▽01年7月11日 対ヤクルト(東京D)

 上原 浩治    5回8奪三振

 三浦  貴  2/3回2奪三振

 河本 育之  2/3回2奪三振

 アルモンテ1 2/3回3奪三振

 田畑 一也    1回1奪三振

▽25年5月10日 対ヤクルト(神宮)

 グリフィン    5回9奪三振

 田中 瑛斗    1回2奪三振

 中川 皓太    1回0奪三振

 大   勢    1回3奪三振

 マルティネス   1回2奪三振

 継投での16奪三振は00、01年に次いで3度。また、延長を含めれば1試合の最多奪三振は17で、94、97、08、16、24(2度)と6度ある。昨年の後半戦(オールスター以降)ではグリフィンが奪三振率10・32、井上が10・06とセの奪三振率(50イニング以上の投手のみ)で1、2位の数字を誇るなど、三振を取れる投手が多く、奪三振ショーに今後も注目したい。

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