巨人の秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)とソフトバンク・リチャード内野手(25)の交換トレードが12日に成立し、両球団から発表された。巨人は今年初のトレード成立で、23年10月の阿部監督就任以降は5件目となった。
リチャードは高卒8年目。ソフトバンクには育成で入団し、20年3月に支配下に昇格した。昨季までウエスタン・リーグで5年連続本塁打王の長打力を持つ。今年3月の巨人とのオープン戦では2試合連続本塁打もマークしていた。巨人での背番号は52となる。
高卒5年目の秋広は今季ここまで5試合の出場で7打数1安打。23年には規定打席にこそあと4打席届かなかったが121試合で打率2割7分3厘、10本塁打、41打点を記録していた。
大江は17年に入団し、21年には自己最多47試合に登板。今季はここまで1軍での登板はなかったが、変則左腕として通算149登板全て救援でマウンドに上がってきた。