巨人の秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)とソフトバンク・リチャード内野手(25)の交換トレードが12日に成立し、両球団から発表された。

 巨人は今年初のトレード成立。

4番・岡本が「左肘靱帯(じんたい)損傷」で長期離脱となり、パンチ力のある右打者を獲得。主力に故障者が続出し、投打ともに選手層を厚くしたいソフトバンクとの思惑が一致した。

 大江は二松学舎大付から16年ドラフト6位で入団。3年目の19年目にプロ初登板を果たすと、20年には43登板、21年には自己最多47試合に登板していた。今季はここまで1軍での登板がなかった変則左腕。通算では149登板全て救援でマウンドに上がり7勝0敗34ホールド、防御率3・75を記録してきた。移籍が決まり、「8年と少しですが、ジャイアンツで心身ともに成長させていただきました。ソフトバンクホークスに行っても頑張っていきたいと思います」と球団を通じてコメントした。

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