【巨人】戸郷翔征が因縁のマツダで今季初勝利へ「新しい記憶で。１００％を出す」前回は１０失点ＫＯ
キャッチボールする戸郷翔征（カメラ・小林　泰斗） 画像（1枚）

　巨人・戸郷翔征投手が今季初勝利を目指し、１３日の広島戦（マツダ）で先発する。１２日はジャイアンツ球場でキャッチボール、ダッシュなどで最終調整。

「勝ちがまだ１個もついてないので、その日の１００パーセントを出せれば１番かなと思います」と意気込んだ。

　前回敵地で先発した４月１１日の同戦は３回１／３で１０６球を投げ、被安打１０、自己ワースト１０失点で敗戦投手に。屈辱のＫＯでその後２軍降格となった。開幕からここまで４登板で０勝３敗、防御率８・３１。「過去のことなので。新しい記憶でね、いいものを出せたらいいなと思います。（自身の）状態的にはいいと思いますし、いいものがまた出せるように１週間やってきたので。いい気持ちで臨みたい」と前を向いた。

　故障離脱中の主砲・岡本を欠くチームは、現在２カード連続で負け越し中。「シーズン通すと（投手と野手）お互い苦しいこともある。チームなのでね、助け合いの中で苦しい時こそ、ピッチャーが粘って勝ちにつなげてあげられればお互いの奮起になると思う。今（岡本）和真さんもいない中でやっている。

選手１人１人が思ってることもたくさんあると思いますし、助け合いをもっとできれば、よりいい試合がいっぱいできるんじゃないかなと思います」とエースとしての力投を誓った。

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