日本ハムの万波中正外野手が12日、エスコンのある北広島市内の双葉小学校を訪問し、子どもたちの前で優勝宣言を行った。児童から優勝確率を尋ねられ、「優勝は100%でお願いします」と迷いなく回答。

全校児童268名が集まった体育館が沸いた。

 チームメートの細川とともにキャッチボールや記念撮影など約1時間の交流。自軍のユニホームを着た雄志10名からはオリジナルのエールが送られた。「みんなの前でやる度胸もすごいし、ウィットに富んでいた。本当に感銘を受けた」と感動。本塁打後のパフォーマンスも提案され、「子どもたちが考えてくれた。心が温まる。1本でも1回でも多くやりたい」と13日からのオリックス3連戦(エスコン)から採用する。15日には同校の児童も観戦予定だ。

 自身の幼少期の思い出は、小学2年時の08年4月6日、巨人・坂本のプロ1号となる満塁弾を現地で観戦したこと。「東京ドームの熱気がすごくて、すごい世界だなと今も鮮明に覚えている」。チームは4連勝で単独首位。

自身も本塁打、打点のリーグ2冠。「プロ野球選手ってかっこいいな。野球って面白いなと思ってもらえるように」。今度は自身のプレーで感動を届ける。

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