東都大学野球春季リーグ戦の第4週(10~12日)は、今年新たに誕生したジャイアンツタウンスタジアムを舞台に行われた。週末の開催とあって、スタンドは多くのファンでにぎわった。
東都大学野球連盟の樫山和男理事長は「優勝争いもあり、土、日曜は立ち見が出る状況でした。特に日曜は、外野の芝生席に家族連れの姿があったり、改めて週末開催の重要性を認識しました」と総括した。
週末の観衆は、1試合で約2900人。平日の神宮開催の約1・7倍で、訪れたファンは「選手との距離が近い」「いろいろな場所で立ち見が出来る」と令和の新球場ならではの魅力を実感していたという。
秋のリーグ戦は巨人のスケジュールの関係で使えないが、樫山理事長は「来春以降、土、日開催ができるようお願いしていきたい」と展望を述べた。