日本野球機構(NPB)の中村勝彦事務局長は12日、MLBで23年から使用されている「拡大ベース」の導入について検討されていることを明かした。「一回、ファームで使ってみたいねと。
現在プロ野球で使用されている15インチ(約38・1センチ)四方から18インチ(約45・7センチ)四方に拡大となる。これによって、本塁から一塁への距離は3インチ(約7・6センチ)狭まることになる。今年3月に開催されたプレシーズンマッチ(東京D)で拡大ベースを体験した巨人、阪神の選手からの意見も聞いた中村事務局長は「印象としては悪くなかった」と明かした。早ければ来季から2軍で導入される可能性もある。中村事務局長は「フェニックスとかで試作を使ってみて」と話し、10月6~27日に行われる「みやざきフェニック・スリーグ」で試験使用することを示唆した。