映画監督の堤幸彦氏が、ダンサーで俳優の生島翔がプロデュース・出演する日比合作アクション映画「CROSSPOINT」(24~30日まで、東京・新宿のK’s Cinemaで限定上映)にエールを送った。
堤氏は「なんだこの『不気味』さと『不安』感は。
堤監督と言えば、ドラマの「金田一少年の事件簿」や「TRICK」「ケイゾク」「SPEC」シリーズで知られ「20世紀少年」3部作「明日の記憶」「ファーストラヴ」といった話題作のメガホンを執ったことで知られる。
生島と堤監督は2012年に東日本大震災からの復興を願うドキュメンタリードラマ「Kesennuma,Voices.」をキッカケとして知り合い、2021年に芸術文化都市・東京の魅力を伝えるダンス・アート・映画「Trinity」でも一緒に仕事をしている。
その堤監督が拍手を送る「CROSSPOINT」はかつてフィリピンで一世を風靡(ふうび)したアイドルが、今では生活が苦しくなり、お金を稼ぐため来日。一方、破産寸前で資金繰りの苦しい建設会社の社長と知り合い、再起を期す2人が多額の懸賞金を懸けられた連続殺人犯を捕まえようと最後の賭けに挑むというストーリーだ。
「SHOGUN 将軍」や「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で世界的に高い評価を受けている俳優・平岳大とフィリピンで俳優兼ミュージシャンとして人気の高いカルロ・アキノがダブル主演。「第3回横浜国際映画祭」の正式出品作品としても上映され、好評を博した。
ほかには、フィリピン出身のジャズ歌手マリーンや女優・清水美砂、WAHAHA本舗の柴田理恵らが脇を固める。