元日向坂46の丹生(にぶ)明里が22日、東京・新国立劇場で主演舞台「フラガール」(6月2日まで)の初日公演を迎え、本番前の取材会に出席した。
2006年に公開され、日本アカデミー賞最優秀作品賞など数々の賞に輝いた同名映画が原作。
初の舞台単独主演を飾る丹生は「歴史ある劇場で歴史ある作品に出演させていただくことができて光栄に思います」と笑顔。「毎日、汗を流してダンス稽古を頑張ってきた。早く皆様にすてきなフラガールを見ていただきたい気持ちでいっぱいです」と声を弾ませた。
3年前に上映された同作では、アイドル時代の先輩・潮紗理菜が主演を務めたことから、「『フラガール』が決まったときは紗理菜さんに一番に報告した。すごく喜んでくれて、『なにかあったらいつでも頼ってね』って言ってくださった。当時使っていた台本を渡してくださったり、心の支えになりました」と感謝。本番に向けて「一人ひとりの生きている信念がぶつかり合って大きなパワーになっている作品。たくさんパワーを届けできるように頑張ります」とうなずいていた。