女優の瀧内公美(たきうち・くみ、35)が23日に自身のインスタグラムを更新し、映画「宝島」(9月19日公開、大友啓史監督)に出演することを報告した。

 「映画『宝島』に出演しております。

昨年の春、沖縄で撮影した映画『宝島』」と伝える。「いまも続いている“沖縄の現実”というものを内地の人間は見つめざるを得ない。沖縄に出向き、戦争の話をしてくれたおばぁたち」と歴史も踏まえ「伝えたいことは山ほどある。映画では語りきれないほどの想いがそこにはあります。この作品に協力してくださった沖縄のみなさんに心から感謝しております」とつづり、「エンドロールをご覧になってみなさまがどう感じてくださるのか、沖縄に出向いた際はひめゆりの塔で手を合わせていただけることを切に願います」と呼びかけた。

 役柄については「わたしが演じたのはAサインバーで働く女給のチバナさん。魂が鎮まり、心は祈るように、演じさせてもらいました」と説明。「言葉を紡(つむ)いでなにかを伝えるよりも映画を観ていただきたいです。沖縄で生きている、生きていた方達に思いを馳せていただけることを願っています」と思いを記した。

 劇中の姿をアップ。別人のような濃いメイクを披露し、色気たっぷり。フォロワーからは「おキレイです」の声が寄せられた。

 瀧内は、昨年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」や、今年のTBS系「クジャクのダンス、誰が見た?」など話題作に続々と出演。現在放送中の朝ドラ「あんぱん」では、ヒロインのぶ(今田美桜)が通う女子師範学校の教師、黒井雪子を演じた。17日にはインスタグラムで「朝ドラ『あんぱん』ご視聴ありがとうございました 黒井雪子、卒業いたしました」と報告。最新の相関図にも黒井は登場しておらず、もう出番は無いのだろうか…。

編集部おすすめ