俳優の哀川翔が24日、都内で主演映画「オールドカー~てんとう虫のプロポーズ~」(あべこうじ監督)の全国公開記念舞台あいさつに共演の鈴木砂羽、暁月ななみらと登壇した。

 鹿児島県霧島市を舞台にした家族の物語で、ピン芸人・あべこうじの初監督映画。

鹿児島出身の哀川は地元での撮影について「鹿児島弁はしゃべれるけど、全部鹿児島弁にしたら何を言っているのか分からなくて、字幕が必要になっちゃう。標準語も交えてしゃべりました」。泉ピン子は「私は都会から引っ越してきた」と勝手に方言を使わない設定に変えたそうで、あべ監督は「圧がすごかった」と苦笑した。

 この日は哀川の64回目の誕生日。鈴木から花束を贈られ、「もう64だよ俺」と照れながらも「超うれしいです!」と喜んだ。観客からも「翔さん、おめでとう!」と祝福され「体力は落ちているけど、感覚は20代の頃と変わらない。まだまだいけますよ」と意欲をみなぎらせた。

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