女優の大地真央が25日、大阪市内で初主演映画「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」(曽根剛監督)の公開記念舞台あいさつを行った。

 大地はコシノヒロコさんがデザインし、映画用にヒロコさんがアレンジした劇中衣装の黒のドレス姿で登場。

「お母ちゃんの地元の大阪で、こうやってごあいさつできること、とってもうれしく思っております」とほほ笑んだ。劇中ではファッションデザイナーの草分け的存在、コシノアヤコさんを、15歳から92歳までひとりで演じきった。アヤコさんの生きざまについて「豪快で信念を貫き通して、与えられるより与えるという精神。本当に大きい愛を感じました」と語った。

 劇中にカメオ出演で、ヒロコさん、ジュンコさん、ミチコさんも登場。この日の舞台あいさつにかけつけた長女のヒロコさんは「大地さんは宝塚の時からのファンだったんですよ。その方が私のお母ちゃんの役と聞いた時は本当にびっくり。こんな幸せなことない」と大喜び。自身のお母ちゃんの思い出としては「お母ちゃんの不倫の場面。長女だから得している面もいっぱいあるんですけど、実際には悩みの多い幼少期でしたね」と振り返った。

 最後に大地は「ぜひ2度、3度と見ていただきたいと思います。細かいところの発見や楽しみがありますし、今日はストーリーを追う感じになったかもしれませんので、今度はどっぷりと浸っていただきたい」と呼びかけた。

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