【ロッテ】逃げ切れず今季５度目のサヨナラ負け　吉井理人監督は「こういうこともある」
９回２死二塁、郡司裕也（手前）にサヨナラ打を許した鈴木昭汰（カメラ・宮崎　亮太） 画像（1枚）

◆パ・リーグ　日本ハム４ｘ―３ロッテ（３１日・エスコンフィールド）

　ロッテが２点リードで迎えた９回の逃げ切りに失敗して今季５度目のサヨナラ負けで３連敗。両リーグ最速で３０敗に到達して、借金はワーストを更新する１３となり、首位・日本ハムとのゲーム差は１０・５に広がった。

　２点リードの９回に登板した５番手の鈴木が誤算だった。清宮幸、代打・松本剛の安打などで２死二、三塁のピンチを招くと、代打・矢沢に中前に２点打を打たれて同点。なおも２死二塁で郡司に右翼へサヨナラ打を許した。

　２／３回を投げて３失点で今季初黒星の鈴木は「結果が全てじゃないですか」と肩を落とした。吉井監督は「鈴木もずっと頑張ってくれているので。勝負事なのでこういうこともある。次、頑張ってもらいます」とかばった。

　失速した５月は６勝１７敗。指揮官は「みんな積極的にプレーしてくれている。本当に結果はどうなるかわからないスポーツ。そこでちょっと感情を揺らして自分のパフォーマンスができないのが一番だめなので。結果を気にせずに、思い切ってプレーしてほしいと思います」と語った。

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