東京六大学野球春季リーグ戦は4日、神宮球場で早大と明大による優勝決定戦を行い、6―5で早大が勝利。3季連続49度目の優勝を果たした。

 試合後に閉会式が行われ、3日に逝去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんの母校である立大は、ユニホームの右袖に喪章をつけて臨んだ。

 今シーズン三冠王に輝いた山形球道外野手(4年=興南)は「小さな頃から知っている方で偉大な先輩。今季は3位に終わってしまったので、秋は必ず優勝して、長嶋さんに喜んでもらえれば」と思いを述べた。

 なお、長嶋さんは、1956年春と57年秋に首位打者のタイトルを獲得している。

 東京六大学野球連盟はこの日、神宮球場のスコアボードに半旗を掲げて弔意を表し、閉会式の冒頭で6校の選手たちが黙とうをささげた。

編集部おすすめ