◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA2―1日本ハム(6日・横浜)

 日本ハム・伊藤大海投手が尻上がりに調子を上げ、8回9安打2失点と好投。しかし、DeNA先発のバウアーが9回7安打1失点で完投勝ちを収め、自身は今季3敗目を喫した。

 伊藤はピッチングを振り返り「後半にかけてよくなっていきましたけど、ちょっと慎重になりすぎたところがあった。打たれたのはほとんど変化球で、自分のよさを見失っていた」と反省した。

 ただ、投げ合いを楽しみにしていたバウアーとの対戦には「カーブ、やばいっす。まじで」とニヤリ。3打席3三振に終わったが「野手が打ててないのに、僕が打てるわけない。すごかったですし、いい勉強になりました。カーブも映像で見るほど山がないというか、スライダーに近いような感じですごく角を感じたので、ああいうボールを投げられるようにしたいなと思いました」と振り返った。

 両投手が完投する一戦となったが「すごく楽しみにしてましたし、本当にリスペクトするピッチャーの一人なので、負けて悔しいのは悔しいんですけど、すごく楽しかったというか、これからの自分の野球人生においてすごく大事な1試合になった。ああいう気迫を持てるようなピッチャーになりたいなと、改めて彼のすごさに気づかされたというか、いい刺激をもらいました」と話していた。

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