◆米大リーグ ドジャース―メッツ(4日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)、本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3点を追う3回2死走者なしの2打席目は、2試合ぶりの安打となる右前安打を放った。
メッツの先発はグリフィン・キャニング投手(29)。
1回表にドジャース先発のゴンソリンがアロンソに13号2ランを浴びるなど3失点。いきなり追いかける展開となった1打席目は中飛に倒れた。3点を追う3回2死走者なしの2打席目は、初球の内角高め直球に反応。やや強引なスイングだったが、右前に落とす安打で出塁した。2日(同3日)の本塁打以来の安打で、単打は5月31日(同6月1日)の本拠地・ヤンキース戦以来16打席ぶりとなった。
試合前に巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(報知新聞社客員)が89歳で亡くなったことが明らかになった2日(同3日)の本拠地・メッツ4連戦初戦では、4打席目に右翼へ23号ソロ。3月に東京ドームで対面したこともあって、試合前には自身のインスタグラムにはツーショット写真とともに「心よりご冥福をお祈りいたします」と投稿し、ミスターにささげる追悼弾となった。
試合前にはプライアー投手コーチやフリードマン編成本部長らが見守る中ブルペン入りして15球の投球練習。その後は千賀(メッツ)とも談笑した。さらに球団公式SNSで公開された動画では、ロバーツ監督から4月に誕生した第1子の長女へピンクのポルシェ車のおもちゃのサプライズプレゼントを受け取り、うれしそうに笑顔を見せていた。