◆米大リーグ ドジャース6―5メッツ(5日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、2試合連続のマルチ安打をマークするなど4打数2安打だった。チームは8回に打率1割台と苦しんでいたコンフォートの22打席ぶり安打となる左前適時打で勝ち越して逆転勝ちした。

 「1番・遊撃」でメッツの顔でもあるリンドアは欠場。前日4日(同5日)の同カードの初回先頭の1打席目に、右足に死球を受けて小指が骨折したことが明らかになった。ドジャースのベッツも左足薬指を骨折したが、4試合を欠場したのみで復帰。リンドアも「一日も早く戻れるようにしたい」と話し、負傷者リスト(IL)にも入らなかった。

 リンドアは15年にインディアンス(現ガーディアンズ)に移籍し、22年から31年まで10年総額3億4100万ドル(約490億円=現在のレート)でメッツの契約を結んだ。両打ちで強打の遊撃手として昨季は33本塁打、29盗塁でMVP投票では大谷に次ぐ2位に入った。

 今季もここまで14本塁打、36打点、打率2割7分9厘、11盗塁でソト、アロンソの中軸につなげる切り込み隊長として存在感を示していた。長期離脱とはならない見込みだが、メッツには衝撃を与えたリンドアの欠場となった。

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