高橋由伸氏と妻・小野寺麻衣さんが長嶋茂雄さんと無言の対面「感謝の思いでいっぱいです」
弔問に訪れた高橋由伸氏と麻衣夫人（カメラ・池内　雅彦） 画像（1枚）

　元巨人監督の高橋由伸氏＝スポーツ報知評論家＝が４日、８９歳で死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん＝報知新聞社客員＝の都内にある自宅を弔問した。妻で元日本テレビアナウンサーの麻衣（旧姓・小野寺）さんとともに、無言の対面をした。

同じタイミングで訪れていた中畑清氏とも昔話に花を咲かせ、「なんか今にも笑い出しそうな感じの表情だったかなって。我々の話を聞いてね」と振り返り、「厳しく怒られたこともありますけども、本当に支えてくれたなとは思います。こういうふうに野球人として教育してくれたり教えてくれて、導いてくれて、今こうしてあるのはね、監督のおかげだと思ってますので。感謝の思いでいっぱいですね」と話した。

　入団当初の指揮官だったミスターとは、公私においてお世話になった。２０１６年から引退即監督に就任した際も、背中を押してくれたのが長嶋さん。「巨人軍のためにはお前がなるべきだ、お前しかいない」との言葉が忘れられない。

３日の訃報を受けた際には「『長嶋監督の教え子の一人』と言えるのは本当に誇らしいことです。感謝の思いはこれからも忘れません」と話していたが、対面を果たし、しっかりと感謝の気持ちを伝えた。

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