ドジャース大谷翔平、ロバーツ監督から“ポルシェ”プレゼント…まな娘のファーストカー「ナイス！」
ドジャースの球団公式インスタグラム（＠ｄｏｄｇｅｒｓ）より 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―メッツ（４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が、４月に誕生した第１子長女へ、Ｄ・ロバーツ監督（５３）から“ポルシェ”をプレゼントされた。

　ロバーツ監督が妻と決めたという子供用の電動の乗用おもちゃ。

車種はもちろん大谷が契約しているポルシェでピンク色のかわいらしいもの。子を乗せて、親がリモコンで操作できるという。ドジャース公式ＳＮＳが４日（日本時間５日）に一連のやりとりの動画を公開し、大谷も自身のインスタグラムに引用して投稿した。

　「サプライズでね、妻と僕で翔平の娘さんのためにリモコン付きの電動カーを買ったんだ。翔平とはずっと冗談を言い合ってる仲なんだけど、これはいたずらというよりは、ちゃんとした贈り物だよ。心を込めて渡したかったんだ」とロバーツ監督は撮影スタッフに説明。大谷を監督室に呼び出し「翔平、君と家族、そして娘さんのためにプレゼントがあるんだ。これは僕と妻からの贈り物だよ。いつもジョークばかり言ってるけど、今回はちょっとしたジョークを込めた、でもちゃんとした贈り物なんだ。これね、ポルシェなんだよ。これが娘さんの“ファーストカー”ということでね。ピンク色の、かわいいリモコンカーなんだ。

ちょっとしたジョークだけど、気持ちは本気だからね」とプレゼントした。

　大谷は「娘に？　ありがとう。気に入りました。ナイス！」と笑顔。突然の監督室への呼び出しを受け「何かトラブルが起きたのかと思っていた」と告白すると、監督と笑い合ってハグ。去り際に「もらえるの？」とスタッフに確認する場面もあった。

　試合前のメディア対応でロバーツ監督は「ちょっとしたジョーク。ピンクのポルシェだよ。とても喜んでいたよ」と話した。

　昨年、ケリー投手から背番号「１７」を譲ってもらった礼として、ポルシェ「タイカン」を太っ腹プレゼント。後日、大谷がロバーツ監督が持つ日本生まれ選手の最多本塁打記録（７本）に残り１本と迫った際に「記録を抜いたらポルシェをもらうのはどう？」と報道陣から水を向けられた同監督が「それはいい考えだね（笑い）」と同調。これを聞きつけたのか、７本で並んだ大谷はミニカーのポルシェをプレゼントした。

　大谷はまた今春のキャンプで、監督用の駐車スペースに、子供用のポルシェを置いておくイタズラを実行。その仕返しとして、ロバーツ監督が大谷の車内をゴムボールで満タンにするなど、２人の良好な関係が伝えられている。

　大谷は４日（日本時間５日午前１１時１０分開始予定）、本拠地・メッツ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。前日３日（同４日）の同カードでは３打数無安打、２四球に終わったが、２試合ぶりの本塁打となる２４号に期待がかかる。

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