ドジャースの昨季９勝右腕の復帰に黄色信号「プロセスがまっすぐ進んでいない」　ブルペン入りも一歩後退
キャッチボールをするグラスノー（カメラ・安藤　宏太） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―メッツ（２日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２日（日本時間３日午前１１時１０分開始予定）、本拠地・メッツ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。前日１日（同２日）にマリナーズのローリーが２３号を放っており、３戦ぶりの本塁打となる２３号で両リーグトップに並べるか注目だ。

　ドジャースは先発陣にグラスノー、スネル、佐々木と故障者が続出。３人はいずれもキャッチボールを再開させているが、７月中旬のオールスター前後の復帰を目指してリハビリに励んでいる。昨季９勝のグラスノーはブルペン入りまで復帰したが、経過が思わしくないようでロバーツ監督は「グラスノーは、これまでのプロセスがまっすぐ進んでいないという事実がある。先日ブルペン入りして体の反応がよくなかったため、次のステップをいつ踏めるか探っているところ」と明かした。さらに「本人も我々と同じように非常にフラストレーションを感じている。彼が早く戻りたいという気持ちは強いのでそれはいいこと」と続けた。

　スネルと朗希はキャッチボールこそ行っているが、ブルペン入りの予定は未定。先発ローテは山本を中心にメイ、ゴンソリン、カーショー、ナックで回している。

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