◆米大リーグ ドジャース18―2ヤンキース(31日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースの“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が、本拠地ヤンキース戦に6回から一塁で途中出場し、18―2と大量16点リードする9回に「野手登板」し、打者4人を1安打無失点に抑えた。

 野球帽の上からヘッドギアのようなものを着け、マウンドに上がった。

50マイル(約80キロ)程度の山なりボールで打者を翻弄(ほんろう)。先頭ドミンゲスには左翼線二塁打を許したものの、後続は三ゴロ、遊ゴロ、中飛でゲームセット。“新クローザー候補”がわずか7球で切り抜けた。

 E・ヘルナンデスは今季2度目の登板だった。4月29日(同30日)の本拠地マーリンズ戦にも15―2で迎えた9回表、マウンドに立ち、打者5人と対戦し被安打は2で無失点で逃げ切っていた。今季は通算2試合に登板し、3安打無失点、防御率0・00をマークしている。

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