ドジャース山本由伸、ヤンキース戦初回１失点に続き２回も１死三塁ピンチ招くも追加点許さず
ヤンキース戦に先発した山本由伸（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―ヤンキース（１日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・山本由伸投手（２６）が１日（日本時間２日）、大谷翔平投手（３０）が「１番・指名打者」でスタメン出場した本拠地・ヤンキース戦に先発し、初回に１点を失った。

　初回１死でグリシャムに中前打。

１死一塁で迎えたジャッジと１打席目は一邪飛に打ち取ったが、ライスに四球で一、二塁とされ、続くドミンゲスに初球のスプリットを左前にはじき返されて先制点を許した。なお２死二、三塁からボルピに四球を与えて満塁としたが、続くウェルズを二ゴロに打ち取って１失点でしのいだ。初回に失点するのは４月２５日（同２６日）のパイレーツ戦以来、約１か月ぶりだった。

　２回は先頭のラメーヒューに右前安打を打たれ、パスボールで無死二塁とピンチを招いた。ペラザの二ゴロで走者は三進。１死三塁とされたがゴールドシュミットを三ゴロ、グリシャムを二飛に仕留めて無失点で切り抜けた。

　山本は、前回登板の２６日（同２７日）の敵地・ガーディアンズ戦では６回３安打２失点で６勝目（３敗）。防御率も試合前の時点でリーグトップの千賀滉大投手（メッツ）の１・６０に次ぐ１・９７と安定した投球を続けている。

　ヤンキース戦は昨年６月７日に敵地で登板して７回２安打無失点と快投。ワールドシリーズでも第２戦に本拠地で先発して７回途中１安打１失点と、１３回３分の１を投げて許した安打は３本だけで１失点と、強力打線ながら相性のいい相手でもある。

　ジャッジに対しても、ワールドシリーズでは２三振を奪うなど３打数無安打で封じた。この試合で白星をつかみ７勝目となれば、フリード、ロドン（ともにヤンキース）、レイ（ジャイアンツ）らと並んで両リーグ最多に並ぶ。

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