◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク4―0(3日・みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクは今季4度目の貯金1とした。2試合連続で4番に座った近藤が2回先頭で右前打。

そこから無死満塁をつくり、山川の中犠飛で先制した。3回に柳町の適時打などで2点を追加。序盤に主導権を奪った。周東が3安打5出塁の大活躍。先発の有原は7回7安打を浴びながら無失点で3勝目を挙げた。以下は試合後の小久保裕紀監督の主なコメント。

―有原の投球は

「立ち上がりから粘り強く投げてくれた。7回は向こうの走塁(ミス)で助けられたところはあったけど、結果的にゼロ。有原に勝ちがついて良かったですね」

―直球がよくなったか

「真っすぐを多めに使えている。得点を取ったあとは変化球も多くなったけど、要所で真っすぐを投げられているのはいいのでは」

―新しい打順が機能した

「きのう、近藤を4番でいこうと自分の中で決めたので。しばらくは近藤を4番でオーダーを組もうと考えています。1日考えたんですけど。

(中村)晃に戻して、近藤に戻して、とするよりは山川の復調までは近藤でいこうかなと」

―他の打順は日替わりか

「もちろん。明日もどうなるか、これから話します」

―周東がいい働き

「昨年は交流戦が良くなかったと言っていたんですけど。初戦でいいスタートを切れたので、彼個人にとっても良かったんじゃないですかね」

―各打者のボールの見極めもよかった

「はい。バッティングコーチからもしっかり対策を練って選手たちに伝えてもらっていたので。それが今日はうまくいったなと思っています」

―4点リードの6回無死一塁で海野にバント

「バントも山川がランナーで大変ですけど、(海野は)ゲッツーの確率が高いので。さすがに1―6―3はないと思って。超消極的ですが、いまの海野のバッティングの内容を見たら仕方がないです」

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