◆日本生命セ・パ交流戦 2025 西武1☓―0ヤクルト=延長11回=(3日・ベルーナD)

 先発・隅田知一郎投手は8回2/3を7安打無失点。両軍無得点のまま降板し白星をつかむことはできなかったが、110球の熱投でチームのサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 初回は3者凡退の立ち上がり。3回2死二塁では武岡に中前安打を浴びたが、本塁に突入した二塁走者を同学年の中堅手・西川が本塁にダイレクト返球。好守にも助けられ無失点で切り抜けた。

 迎えた今季3度目の9回のマウンド。2死二塁で代打・山田にカウント2―2から6球目の直球を捉えられ左前安打を許したところで交代も、「三振を取りたかったところだけど、僕にとってのベストボールを打たれたので」と割り切った左のエース。「任された以上はイニングを完了できるようにもっと突き詰めていきたい」と反省も忘れなかった。

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