◆日本生命セ・パ交流戦 2025 楽天3―6DeNA(3日・楽天モバイル)

 7番・遊撃でスタメン出場した宗山塁内野手がプロ初のマルチ打点を挙げた。2回1死二、三塁から、東が投じた133キロの外角スライダーを合わせて中犠飛。

4回は2死一、三塁で内角直球をたたき、一塁手の横を鋭く抜く右前適時打に「冷静に打てるボールを打ち返せたのが良かった」と振り返った。4回の守備では三遊間への深い当たりを逆シングルで捕球し、一塁へ送球も高めにそれて二塁進塁(内野安打と悪送球)を許し、その後失点につながった。ミスした直後の打席でタイムリーを放ち“帳消し”とした形だが「(降雨の)こういう状況ももちろんある。練習するしかない」と反省を忘れなかった。

 東とは3月14日のオープン戦でも対戦しており2打数無安打。交流戦で雪辱した。「エース級のピッチャーは1球あるかないかの(打てる)球をどれだけ打ち返せるかだと思う。打つべき球を打てている」と手応え十分。三木監督も「セ・リーグ相手もオープン戦以来ですけど、いろんな経験を積んでほしい」と変わらぬ期待を寄せた。

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