「第38回大阪みなづき大会」(5月31日、1日・大阪柴島グラウンドほか)◆小学生の部 ▽準々決勝 大阪都島ボーイズ6-4滋賀大津ボーイズ

 小学生の部で準々決勝が行われ、ホストチームの一角・大阪都島ボーイズが逆転勝利を飾り、4強入りした。

 一丸攻撃で劣勢をはね返した。

大阪都島は4点差から逆転勝ち。古賀主将は「朝からチームの雰囲気が悪く(試合で)ベンチに入っても声を出せていなかった。途中から流れを変えていこうと、みんなで声を出せたのが良かった」とうなずいた。

 3回までに4失点。打線は無得点に封じられた。だが、4回に南匠が先頭で内野安打し、突破口を開いた。古賀の中前打で一、三塁とし、塩入がタイムリー。是枝も「家でお兄ちゃん、お母さん、お父さんが投げてくれた羽根打ちのおかげ」と恩返しの適時打で続いた。

 さらに、高村が左中間へ2点二塁打。「詰まったけど、思い切り振り抜いた」と5連打で追いついた。西口のバントでなお1死三塁とし、寺嶋の三ゴロが一塁への悪送球を誘発。ついに勝ち越すと、神野大も適時二塁打しリードを広げた。

 1つ上の世代は今春、全国制覇を達成。新チームも負けじと初タイトルの懸かるホスト大会で、まずは4強進出を決めた。2番手で3回0封と好リリーフした古賀は「絶対に優勝して、みんなでサイコーと叫びたい」と意気込んだ。

 ★滋賀大津・河上主将(失点は4回の1イニングだけで)「ダラダラいって、一気に6点取られてしまった。切り替えられるようにしたい」

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