◆日本生命セ・パ交流戦 2025 楽天3―2阪神(13日・楽天モバイル)

 阪神が今季2度目の4連敗を喫した。06年8月22~24日の広島戦、25日の巨人戦以来19年ぶりとなる4試合連続逆転負けの屈辱。

藤川球児監督は「あまり継続して考える必要がないんですけれど、早く断ち切らないといけないのかなと思います」と受け止めた。

 3回2死二塁の好機から森下、大山が適時打を放って2点を先取。しかし、エース村上が4回1死満塁のピンチを招き、辰己の左犠飛で1点差に迫られると、なおも2死二、三塁で武藤に右翼線2点三塁打を浴びて逆転を許した。

 それでも、9回は1死二、三塁とし、一打逆転の場面をつくった。指揮官は「形をつくるというのがすごく大事なので、継続してそれをやっていくと。あとはもう、そのうち結果はつながってきますから。それに尽きますね」と前を向いた。

 交流戦はこれで、5勝5敗。リーグ2位のDeNAも敗れ、2・5ゲーム差は変わらなかった。

編集部おすすめ