◆米大リーグ ブルワーズ6―0カージナルス(12日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)
ブルワーズの有望株右腕ジェイコブ・ミジオロウスキー投手(23)が本拠地カージナルス戦でメジャー初登板初先発を果たし、5回0/3を投げて無安打投球で衝撃デビューを果たし、初登板初勝利を飾った。
201センチ長身のミジオロウスキーは、初回先頭のカージナルス・ヌートバーへの初球にはいきなり100・5マイル(約161・7キロ)をマーク。
100マイル(約160・9キロ)超を連発する圧巻の投球でカ軍打線をねじ伏せ、6回途中81球を投げて無安打、5奪三振。制球に課題があり、この日も4四球を与えたが、直球の平均球速は99マイル(約159・3キロ)だった。
だが、6回先頭のスコットに対し、3球続けて外れたあと、右足でつまずき、足首をひねるようにしてトレーナーがマウンドへ。無念の降板となったが、本拠地ファンから盛大な拍手でたたえられた。