声優で俳優の宮野真守が、9日付で唐沢寿明、反町隆史、天海祐希らを擁する大手芸能事務所「研音」に所属したことが同日、同社公式サイトなどで発表された。

 宮野は前日8日、子役時代から35年所属していた「劇団ひまわり」を退社したことを発表。

この日、研音に移籍したことを報告し「劇団ひまわりでは、文字通り右も左もわからない子供の頃から、本当にたくさんのことを学ばせていただきました」などと古巣への感謝をつづった。

 この日から研音所属となり「新たな一歩を踏み出します。このご縁を大切にしながら、感謝の気持ちを忘れず、宮野真守の可能性を自分自身が信じて、声優や俳優、アーティストと、ひとつひとつの活動に誠実に向き合っていきたい」と気持ちを新たにした。

 宮野は、1990年に7歳で芸能活動をスタートし、2001年に海外ドラマ「私はケイトリン」の吹き替えで声優デビュー。以降、「DEATH NOTE」(06年)の夜神月役、「機動戦士ガンダム00」(07年)の刹那・F・セイエイ役などで注目を集め、人気声優として活躍。08年には、歌手デビューも果たした。

 声優業だけでなく、俳優業にも活動の幅を広げており、18年の劇団☆新感線「髑髏城の七人」、TBS系ドラマ「半沢直樹」(20年)、NHK連続テレビ小説「らんまん」(23年)、映画「パリピ孔明 THE MOVIE」(25年)など数々の話題作にも出演している。

 ◆宮野コメント全文

 いつも温かく応援してくださっている皆さまへ

 このたび宮野真守は、これまで長くお世話になりました劇団ひまわりを離れ、新たに研音に所属させていただく事となりました。劇団ひまわりでは、文字通り右も左もわからない子供の頃から、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。拙いながらも前を向いて歩んでこられたのは、自分に関わってくださった全ての方々のお支えがあったからだと強く思っています。いろんな経験をさせていただき、心から感謝しています。

 そして何より、いつもそばで応援し、力を与えてくださっているファンの皆さま。

皆さまの存在は、どんな時も心の支えです。皆さまの笑顔が、私にとっての励ましとなっています。本当にありがとうございます。

 これからは、また新たな一歩を踏み出します。このご縁を大切にしながら、感謝の気持ちを忘れず、そして宮野真守の可能性を自分自身が信じて、声優や俳優、アーティストと、ひとつひとつの活動に誠実に向き合っていきたいと思います。

 まだまだ未熟ではありますが、今後とも変わらぬご声援をいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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